民泊の収支シミュレーション
2025.11.08約8分#収支#シミュレーション#稼働率
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民泊の収支は「売上=稼働日数 × 客室単価(ADR)」から逆算して組み立てます。住宅宿泊事業の場合は営業日数が180日上限になるため、稼働率を高めても売上の天井がある点を最初に押さえる必要があります。ここでは月次の収支モデルを具体的に見ていきます。
売上の計算式
例えばADRが12,000円、月の稼働日数が20日なら、月の宿泊売上は240,000円です。ここからOTA手数料(15%前後)、清掃費、運営代行費、家賃、水道光熱費、消耗品費を引いた残りが利益になります。粗利率は立地と運営効率で大きく変わります。
主なコスト項目
- OTA手数料:売上の3〜18%(プラットフォームにより変動)
- 清掃費:1回3,000〜8,000円(ゲストに転嫁可能な場合も)
- 運営代行費:売上の15〜20%
- 家賃・水道光熱費・通信費:固定費
- 消耗品・アメニティ:宿泊1組あたり数百円〜
民泊収支シミュレーター
ADR・稼働率・各種コストから月間・年間の営業利益、投資回収期間、損益分岐稼働率を試算します。
数字を一つずつ入れると、目標利益に必要な稼働率とADRの組み合わせが見えてきます。まずは保守的な稼働率(50〜60%)で黒字が出るかを確認するのが安全です。
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監修・執筆
田所 健
宿泊事業アナリスト
民泊・ホテルの収支設計と投資判断を支援。ADR・稼働率データに基づく経営改善が得意。
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よくある質問
稼働率はどのくらいで見積もればいいですか?
立地によりますが、計画段階では50〜60%の保守的な水準で黒字化するかを確認しましょう。実績で上振れを狙う設計が安全です。
180日上限で十分な利益は出ますか?
ADRが高い観光地なら180日でも十分な利益が出ます。単価が低いエリアでは旅館業での通年営業を検討する価値があります。